バイクの勘どころ

原付や中型、大型のバイクは自分の生活スタイルに合わせて選ぶ

カッコイイバイク

原付は、正しくは原動機付自転車という名称で、50cc未満のオートバイのことです。小型のガソリンエンジンを自転車につけたことから始まりました。新車でも15〜20万円ほどで購入できます。税金は1年間で2000円かかりますが、車検はないので車検代はかかりません。保険は、法律で自賠責に加入することになっていますが、保険期間が長いほど1年あたりの金額が安くなります。例えば、大学生が大学に通う4年の期間の保険なら、1年あたり3700円ほどの保険料となっています。また、原付はカタログ値だと1リットルあたり70kmくらいなので、低燃費でガソリン代は安いと言えます。そのため、大学に通う人や、通勤に利用する人に向いています。

126〜250cc以下の中型バイクは、原付同様に車検がなく維持費も安いです。250ccのバイクでは、重量が結構あるため、乗り心地も安定するようです。中型バイクでは原付よりも排気量が2倍となりパワーがあるため、長距離の走行でも比較的楽に乗ることができます。さらに、高速道路の利用も可能なので、バイクでツーリングするのが好きな人に向いています。なお、ビッグスクーターであれば収納スペースも広く、買い物にも十分使えます。少し遠く離れたスーパーまで、まとまった買い物をしたい場合にも気軽に利用できるでしょう。

そして、400cc以上の大型バイクは、排気量ももちろんですが加速性能が圧倒的です。中型バイクでは物足りなさを感じている人には、大型バイクを検討するのも良いでしょう。車体は中型バイクよりもさらに大きく重くなってくるので、車検など維持費も増えることになります。しかし、装備が大型ならではの最新技術を取り入れており、豪華さや存在感があります。街中では取りまわしが苦労しますが、長距離のツーリングを趣味としている人には最適と言えるでしょう。